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お婆ちゃんワンコと世田谷life


by fukazawanne

これからはゆっくり

今日は病院の日でした。

10月の初めに薬を取りに病院へ行った際
先生と今後について少し話をしました。
その時に

「年越しは微妙なところだと思います。」

と言われて
それまでロージーとの日々を重ねてきて
『このまま3月に14才を迎えられるかもしれない…』なんて
淡い期待を膨らませていた私の気持ちは
あっという間にしぼんでしまいました。

その後の会話は涙があふれそうでした。

その時から今日までずっとロージーの治療について考え続けました。
結果は
「11月、12月はゆっくり過ごそう・・・。」
そう決めました。
1月がないわけではありません。あくまでも年末が目安なだけで
そこで必ず終わりが来るわけではありません。
だけど最初からお別れのぎりぎりまで治療をすることは
したくないと思っていましたので、先生の言葉がきっかけで
年末が1つの目安となったわけです。

それで『今日は?』ということになりましたが
「今日、治療したら何日長生きできる?」
「今日、治療をしなかったらどれだけお別れが早くなる?」
と思いは堂々巡り。

とりあえず病院で血液検査とレントゲンを受けてから
また考えようと病院へ行きました。

血液検査は全く問題がありませんでしたが、
画像は残念ながら今までのペースよりも早い病気の進行を写していました。
それも踏まえて今日の治療を先生と一緒に考えましたが、
癌などの病気の場合、半年…というのがある程度の目安なんだそうです。
今回のロージーの病気の場合1回目の目安は3ヶ月だったようですが、
今月で丸5か月が経ちました。
何をもって終わりにするかはもう飼い主の判断だけでした。
先生は経済的なことも視野にいれて考えるように
遠まわしにおっしゃってくださいました(飼い主には嬉しい心遣い)が
私はいろいろな意味で

「今月いっぱい」という区切りを選びました。

お迎えに行く車の中では

「本当にこれでよかったのか?」と思うと泣きそうになりましたが、
この答えはきっとずっとわからないかもしれませんね。

とりあえず、今日で治療はおわりです。
あとは心臓のお薬をもらいに行くついでに触診程度。
急に容態が変わらない限りは1ヵ月後までは特に何もありません。

車に乗せたロージーの顔はなぜがちょっとさびしそうにも見えましたし
目がうっすらうるんでいるようにも見えました。

「お疲れ様、今日で治療は終わりだよ。よく頑張ったね!」と声をかけました。

これからはほんとうの意味でゆっくりと過ごしてもらいたいと思っています。
晴れの日はカートでお散歩に行こうね!
おいしい物いっぱい食べようね。
お別れのその日が来るまで。

ね、ロージー。
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by fukazawanne | 2012-10-15 19:10 | 犬・病院